国産プーアール茶

プーアル茶はダイエットに効く！その理由3つと選び方・飲み方を解説

「プーアル茶がダイエットに効果があると聞いたけど、本当なのだろうか？」

この記事をお読みになっている方は、このような疑問を持っているのではないでしょうか。

結論からいうと、プーアル茶はダイエットに効果的といえます。以下がその理由ですが、プーアル茶に含まれる成分が脂肪にアプローチするからです。

プーアル茶を取り入れたダイエットは、特に次のような人に向いています。

この記事では、プーアル茶のダイエット効果について以下の内容をまとめて説明していきます。

・プーアル茶がダイエットに効果的な理由

・プーアル茶以外のお茶とのダイエット効果の比較

・プーアル茶を飲んでダイエットをした人の口コミ

・プーアル茶を飲むダイエットが特に向いている人

・プーアル茶でダイエットをするときの商品選びのポイント

・プーアル茶で健康的なダイエットをするための飲み方

・プーアル茶を飲んでダイエットをするときの注意点

この記事を読んでいただくと、

◎プーアル茶がなぜダイエットに効果的なのか

◎プーアル茶を飲むダイエットはどのような人に向いているのか

◎プーアル茶を取り入れたダイエットはどのように行うと良いか

をお分かりいただけます。プーアル茶のダイエット効果が気になる方、ダイエットにプーアル茶を取り入れることに興味のある方はぜひ参考にしてください。

目次
  1. 1. プーアル茶はダイエットに効果的！その理由3つ
  2. 2. プーアル茶以外のお茶とのダイエット効果を比較
  3. 3. プーアル茶を飲んでダイエットをした人の口コミ
  4. 4. プーアル茶を飲むダイエットが特に向いている人
  5. 5. プーアル茶でダイエットをするときの商品選びのポイント3つ
  6. 6. プーアル茶で健康的なダイエットをするための飲み方
  7. 7. プーアル茶を飲んでダイエットをするときの注意点3つ
  8. 8. プーアル茶でダイエットをしたいなら「茶流痩々（さりゅうそうそう）」がおすすめ
  9. まとめ

1. プーアル茶はダイエットに効果的！その理由3つ

冒頭でも説明しましたが、プーアル茶は以下3つの理由があることからダイエットに効果的といえます。

1-1. 「テアデノール」が脂肪を減少させる

プーアル茶に含まれる「テアデノール」が脂肪を減少させることが分かっています。

そもそもお茶は発酵の方法によって次の4つに分類され、プーアル茶は微生物によって発酵させて作る「後発酵茶」に該当します。

お茶の種類 特徴 該当するお茶の例
発酵茶 酸素によって発酵が進んだ後に作る 紅茶
半発酵茶 酸化による発酵を途中で止めて作る 烏龍茶
不発酵茶 酸素の働きを止めて作る 緑茶
後発酵茶 微生物によって発酵させて作る プーアル茶

テアデノールというのは後発酵茶に含まれるポリフェノールの一種です。国立大学法人佐賀大学の産学・地域連携機構は、テアデノールには脂肪を減少させる「アディポネクチン」というホルモンを活性化させる働きがあるという研究結果を公表しています。

さらに、静岡県袋井市の発酵技術開発会社・RIVERSONが平成23年に行った研究では、テアデノールを含む後発酵茶を肥満のラット18匹に投与したところ、中性脂肪（食べ物に含まれる脂肪やエネルギーとして使われなかった脂肪）と内臓脂肪（エネルギーとして使われなかった中性脂肪が内臓周り（胃や腸などの臓器周り）についた脂肪）が減り、体重が減少するという結果を得られたそうです。

体重が増えてしまう原因として多いのは、脂肪の蓄積といわれています。脂肪を減少させるテアデノールを含むプーアル茶を取り入れれば、ダイエットにつながることも期待できるといえるのです。

1-2. 「重合ポリフェノール」が脂肪を外に出す

プーアル茶に含まれる「重合ポリフェノール」が脂肪を排出する効果を持つといわれています。

重合ポリフェノールは、茶葉の発酵が行われる過程で多くのポリフェノールが結合して作られるポリフェノールの一種です。

この重合ポリフェノールはプーアル茶だけでなく、発酵茶である紅茶や半発酵茶である烏龍茶にも含まれているのですが、重合ポリフェノールが便中の脂肪排泄量が増加するという研究結果が特定保健用食品「黒烏龍茶」で知られているサントリー株式会社の健康科学研究所から発表されています。

重合ポリフェノールを含むプーアル茶は、脂肪を外に出してダイエットをサポートしてくれる飲料といえるのです。

1-3. 「没食子酸（ぼっしょくしさん）」が脂肪の吸収を抑える

ダイエットをするには脂肪を減らすことも必要ですが、脂肪の吸収を抑えてなるべく蓄積させないようにすることもポイントになります。プーアル茶には、そんな脂肪の吸収を抑える「没食子酸」という成分が含まれています。

没食子酸も重合ポリフェノールと同様、茶葉の発酵が行われる過程でカテキンが変化して作られるポリフェノールの一種です。没食子酸は、胆汁（肝臓から分泌される液体。脂肪を小さな液体のかたまりにして水と混ざりやすくし、分解しやすくさせる）と結合して脂肪の吸収を抑える働きがあるといわれています。

食べ物から摂った脂肪は中性脂肪となってエネルギーとして使われますが、エネルギーとして消費されない中性脂肪は内臓脂肪となって蓄積されます。内臓脂肪は、蓄積されると肥満につながる脂肪です。

没食子酸を含むプーアル茶を取り入れれば脂肪の吸収がされにくくなるため、肥満を解消して減量することを期待できるのです。

2. プーアル茶以外のお茶とのダイエット効果を比較

ここまでプーアル茶にダイエット効果がある理由を説明してきました。

しかし、実はプーアル茶以外にもダイエット効果があるといわれているお茶があります。それは緑茶と烏龍茶、そして紅茶です。この記事をお読みになっている方は、耳にしたことがあるかもしれません。

ここで、ダイエット効果があるといわれる緑茶と烏龍茶、紅茶とプーアル茶のダイエット効果を比較してみます。「1. プーアル茶はダイエットに効果的！その理由3つ」で取り上げた、プーアル茶のダイエット効果を実証する

1. テアデノール

2. 重合ポリフェノール

3. 没食子酸

の3つの成分が緑茶と烏龍茶、紅茶に含まれているかを見てみましょう。

まず、緑茶は「1-1. 「テアデノール」が脂肪を減少させる」で触れた通り不発酵茶であるため、微生物によって発酵させて作るお茶で作られるテアデノールや重合ポリフェノール、没食子酸は含まれません。

烏龍茶と紅茶は没食子酸と重合ポリフェノールを含みますが、烏龍茶は半発酵茶、紅茶は発酵茶であるため微生物によって発酵させて作るお茶で作られるテアデノールは含まれません。

テアデノールと重合ポリフェノール、没食子酸の中でもテアデノールは、プーアル茶のような微生物によって発酵させて作るお茶で近年新しく発見され、ダイエットをサポートする研究結果も出ている成分です。

もちろん、テアデノールと重合ポリフェノール、没食子酸が含有されているかどうかだけでダイエット効果を判断することはできません。

しかし、テアデノールを含め、重合ポリフェノールと没食子酸も入っているプーアル茶は、他のお茶と比べると高いダイエット効果を期待できるお茶といえます。

3. プーアル茶を飲んでダイエットをした人の口コミ

プーアル茶に高いダイエット効果を期待できるといわれても、実際のところどうなのか気になりますよね。

ここで、プーアル茶を飲んでダイエットをした人の口コミを見てみましょう。

3-1. 良い口コミ

まずは、プーアル茶を飲んでダイエットをした人の良い口コミからです。

こちらの方は、ダイエット前はココアやジュースなど糖分の多い飲み物を摂っていたそうですが、プーアル茶に変えてから痩せやすく、太りにくくなったようですね。

糖分はエネルギーとして使われないと脂肪になりやすいですが、そんな脂肪を減らす成分を持つプーアル茶を飲んだ結果、太りにくくなったのかもしれません。

こちらは、プーアル茶の摂取と併せて食事内容も変えてダイエットをした方の口コミです。

後述することですが、プーアル茶を飲むだけでは目標とする体重まで減らすことはできません。

もちろん、プーアル茶にはダイエット効果を期待できるのですが、食生活の見直しといった他の対策と併せて行うことで健康的なダイエットが実現します。こちらの口コミは、プーアル茶を食生活に取り入れる健康的なダイエットに成功した例といえるでしょう。

こちらは、日常の飲み物をプーアル茶に変え、運動も取り入れてダイエットをした方の口コミです。

食事制限はしなかったようですが運動を取り入れて、プーアル茶だけに頼らないダイエットをしたようですね。

運動をすれば脂肪が燃焼されますが、プーアル茶を取り入れることでも脂肪を減少させることができるため、効率良く脂肪を減らしてダイエットに成功した事例といえます。

3-2. 良くない口コミ

続いて、プーアル茶を飲むダイエットの良くない口コミを見てみましょう。

 

 

プーアル茶を飲むダイエットの良くない口コミは他にもありましたが、多く共通しているのは「プーアル茶だけでダイエットしようとしている」という点でした。

「3-1. 良い口コミ」で取り上げた口コミのように、食事内容の見直しや制限、そして運動も行わないと、プーアル茶を取り入れてもダイエットは成功しにくいといえます。

4. プーアル茶を飲むダイエットが特に向いている人

プーアル茶を取り入れたダイエットは、特に以下のような人に向いています。

4-1. 運動と食事改善と併せて効果的に脂肪を落としたい

運動と食事改善と併せて効果的に脂肪を落としたい人は、プーアル茶を取り入れるダイエットが向いているといえます。

「1. プーアル茶はダイエットに効果的！その理由3つ」でも説明したように、プーアル茶に含まれるダイエットをサポートする3つのうち次の2つの成分が、脂肪を減らす働きを持っています。

ダイエットをサポートする成分 期待できる効果
テアデノール 脂肪を減少させる
重合ポリフェノール 脂肪を外に出す

体重が増えてしまう原因として最も多いのが余分な脂肪の蓄積のため、

・脂肪を燃焼させるための運動をしている

（例：ウォーキングやジョギングといった有酸素運動をしている　など）

・脂肪燃焼を助ける食事を摂っている

（例：基礎代謝を上げて脂肪燃焼をサポートするタンパク質を摂っている　など）

といったように、脂肪を落とすための運動や食事改善も行っていれば、プーアル茶を取り入れると効果的に余分な脂肪を落とせることを期待できます。

「プーアル茶を飲むだけで脂肪を落としたい人には向いていないの？」と思われる人もいるかもしれませんが、プーアル茶を飲むだけでは脂肪は落とせません。

脂肪は、上記のような運動と食事の改善で減らせるものです。

運動と食事の改善をせず、プーアル茶を飲むだけで脂肪を減らせたとしても、リバウンドする恐れがあります。運動や食事の改善をすることで余分な脂肪が減り、適度な筋肉も付いて代謝を高められるため太りにくい体を作れるのですが、行っていなければ太りにくい体に変われていないため、脂肪が付きやすくなります。

後述しますが、プーアル茶は

・運動前に飲む　→　運動中の脂肪燃焼効果が高まる

・食事中／食後30分以内に飲む　→　余分な脂肪を吸収しない

といったように、運動と食事の改善をしていく中で体に必要のない脂肪が溜まらないような働きをしてくれます。

運動や食事改善によるダイエットを実践している人にとっては、プーアル茶をその補助食品として大いに活用することができるのです。

4-2. メタボリックシンドロームも改善したい

ダイエットをしてメタボリックシンドロームを改善したい人にも、プーアル茶を取り入れたダイエットは向いているといえます。

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪が蓄積したことによって血糖値を下げるインスリンがうまく働かなくなり、高血圧や高血糖、脂質異常症が起こる生活習慣病です。

1. ウエストの周囲径が男性85cm、女性90cm以上である（内臓脂肪の蓄積がある状態）

2. 血圧／血糖／脂質のうち2つ以上が基準値を上回っている

の2点が該当すると、メタボリックシンドロームと診断されます。

プーアル茶を取り入れたダイエットは、メタボリックシンドロームを引き起こす原因である内臓脂肪の蓄積を解消できるといえます。「1-1. 「テアデノール」が脂肪を減少させる」でも説明した通り、プーアル茶に含まれるテアデノールが内臓脂肪を減らす効果があるという研究結果が出ているからです。

もちろん、メタボリックシンドロームもプーアル茶を飲むだけでは改善されません。

しかし、プーアル茶はメタボリックシンドロームの一因となっている内臓脂肪を減らすサポートを期待できるため、ダイエットをしてメタボリックシンドロームを改善したい人にも向いているといえるのです。

5. プーアル茶でダイエットをするときの商品選びのポイント3つ

お店や通販などで販売されているどのプーアル茶も「1. プーアル茶はダイエットに効果的！その理由3つ」で説明したような効果を得やすいといえますが、より効果的に、そして健康的なダイエットを実現したい場合は次の3つのポイントを踏まえてプーアル茶を選ぶと良いです。

1. ダイエットのサポートに特化しているか

2. 無理なく飲み続けられそうか

3. 品質管理が行き届いているか

詳しく見ていきましょう。

5-1. ダイエットのサポートに特化しているか

プーアル茶がダイエットのサポートに特化しているかを見ると良いです。

ダイエットのサポートに特化しているプーアル茶の特徴の1つに、「1. プーアル茶はダイエットに効果的！その理由3つ」で説明した

1. テアデノール

2. 重合ポリフェノール

3. 没食子酸

の脂肪にアプローチする3つの成分が、一般的なプーアル茶と比べると多く含まれているというのがあります。

たとえば、荒畑園でご提供している国産プーアル茶「茶流痩々（さりゅうそうそう）」は、100ミリリットルあたりの重合ポリフェノールと没食子酸の含有量は輸入プーアル茶の約1.7倍です。

もちろん、プーアル茶の脂肪にアプローチする成分の含有量が一般的なプーアル茶と比べて多いからといって絶対に痩せるわけではありませんが、運動や食生活の見直しも併せてダイエットすると効率良く減量できる可能性は高まるといえます。

プーアル茶の脂肪にアプローチする成分がどのくらいあると良いという明確な量はありませんが、これらの成分の含有量が商品パッケージなどで分かれば比較して、購入するときの判断材料にすると良いでしょう。

5-2. 無理なく飲み続けられそうか

無理なく飲み続けられそうなプーアル茶であるかどうかをチェックすることも大切です。

ダイエットの結果はすぐに出るものではありません。時間をかけて行うことで減量に向かっていきます。

このため、数あるプーアル茶の中でも、ご自身が毎日続けて飲むことができる商品を選ばないと途中で摂取を止めてしまい、ダイエットを成功させることは難しくなるかもしれません。

もちろん、プーアル茶を飲むのを止めてしまったからといって、ダイエットが全く成功しないわけではありません。運動や食事の改善も継続していれば、減量できる可能性は高いといえます。

しかし、運動と食事の改善、そしてプーアル茶の摂取を併せて行えば、効果的に脂肪を落とすことを期待できるのは前述した通りです。

プーアル茶は、メーカーによって

・価格

・味

・種類（茶葉タイプ／ティーバッグタイプ　など）

・量

・販売形態（単体売り／定期便　など）

といった特徴が異なります。以下は、飲み続けやすさのポイントとそのポイントに合うプーアル茶の特徴の例を示した表です。

飲み続けやすさのポイント（例） 向いているプーアル茶の特徴（例）
苦みがない マイルドな味
茶葉をこすのが面倒 ティーバッグタイプ
買い忘れが心配 定期便を提供している
単体で買うとコスパが良くない 定期便で買うと安くなる

ご自身がどのような点をクリアすればプーアル茶を続けて飲むことができるのかを明確にし、それを解消する商品を選ぶようにすることをおすすめします。

5-3. 品質管理が行き届いているか

プーアル茶の品質管理が行き届いているかも確認しましょう。取り入れるプーアル茶の安全性が実証されていないと、健康的なダイエットは実現しにくいといえます。

「品質管理が行われているのは、食品を販売するにあたっては当たり前なのでは？」と思われるかもしれません。確かにそうなのですが、特に中国産のプーアル茶は品質管理が行き届いていないことがあるのです。

もちろん、中国産のプーアル茶全てが品質管理が行き届いておらず、安全性が不安定ではありません。しかし、中国産のプーアル茶は雑菌の混入などで安全性が安定していないこともあるため、注意が必要な場合もあります。

プーアル茶の品質管理が行き届いているかは、

・残留農薬検査（食品に農薬が残っていないかをチェックする検査）の実施済であるか

・ポジティブリスト（安全性が評価された物質の使用量や溶出量をリスト化したもの）の

　チェック済であるか

・衛生管理が徹底された工場で製造されているか

（無菌室のプーアル茶専用工場で作られているか　など）

といったことを商品の公式ページなどでチェックすると良いでしょう。

6. プーアル茶で健康的なダイエットをするための飲み方

プーアル茶を取り入れたダイエットは、単に日常生活でプーアル茶を飲めば良いというわけではありません。

・プーアル茶を飲むタイミング

1. 運動するときは「運動の前」

2. 運動しないときは「食事中」

3. 食事中に摂取できなかったら「食後2～3時間以内」

・プーアル茶を飲む量は1日1リットルが目安

といった飲み方をすることで、プーアル茶のダイエット効果を引き出せる可能性が高まります。1つずつ説明していきましょう。

6-1. プーアル茶を飲むタイミング

ダイエット効果を期待できるプーアル茶を飲むタイミングは、次の3つです。

1. 運動するときは「運動前」

2. 運動しないときは「食事中」

3. 食事中に摂取できなかったら「食後2～3時間以内」

6-1-1. 運動するときは「運動前」

運動をするときは、運動前に摂取するのがおすすめです。プーアル茶を運動前に飲んでおくと、運動をしているときに脂肪を減らす効果が活性化されるからです。

体内に蓄積された脂肪は、体を動かすことによって分解されて燃やされます。運動をせずに脂肪を溜めたままにしていては分解されず、燃やされることはありません。プーアル茶には脂肪を減らす効果があるため、運動前に飲んでおくことで体の中で行われる脂肪燃焼の働きを高めてくれます。

ここで、「運動中に飲んではいけないの？」と思われる人もいるかもしれません。

プーアル茶を運動中に飲んではいけないわけではありません。しかし、後述することですがプーアル茶にはカフェインが含まれているため、運動中の水分補給にプーアル茶を活用するとカフェインの過剰摂取を招く恐れがあります。

プーアル茶の脂肪を落とす効果を引き出し、健康的に脂肪を燃焼させるためにも、プーアル茶は運動前に飲むのが良いのです。

6-1-2. 運動しないときは「食事中」

運動をしないときは、食事と一緒に摂取するのがおすすめです。プーアル茶には、

・食べ物に含まれる脂肪を外に排出する（重合ポリフェノールの働き）

・食べ物に含まれる脂肪の吸収を抑える（没食子酸の働き）

といった働きがあるからです。

食べ物に含まれる脂肪は体内で中性脂肪となってエネルギーとして消費され、エネルギーとして消費されない中性脂肪は内臓脂肪となって蓄積されます。運動をしないときはプーアル茶を食事と一緒に摂れば、内臓脂肪の一因となる食べ物の脂肪の吸収を抑えて排出し、今以上に内臓脂肪が蓄積されるのを防ぐことが可能になります。

「脂肪分を摂らなければ良いのでは？」と思われるかもしれませんが、脂肪を全く摂らないダイエットは健康的ではありません。脂肪は

・生きるためのエネルギー源として使われる

・臓器を保護する

・脂肪によって溶けて吸収されるビタミンA／D／E／Kを吸収する

といったように人間が生きていくために欠かせない役割を持つため、摂取は必須です。

体に必要な脂肪を摂取しながら、余分な脂肪はブロックするためにも、運動しないときはプーアル茶は食事と一緒に飲むのがおすすめです。

6-1-3. 食事中に摂取できなかったら「食後2～3時間以内」

プーアル茶は、運動をしないときは食事と一緒に飲むと良いですが、食事内容によっては他の飲み物を摂りたいときもあるでしょう。そんなときは、食後2～3時間以内にプーアル茶を飲めばダイエット効果を引き出すことが可能です。

摂取した食事は、平均2～3時間かけて消化していきます。つまり、食事が終わった後の2～3時間は、食べ物は体の中に残っている状態です。このときにプーアル茶を飲むことで、前述した脂肪の吸収を抑える効果を期待できるのです。

食事でプーアル茶以外の飲み物を摂ったとき、あるいは飲み忘れてしまったときは食事を終えて2～3時間以内にプーアル茶を飲むようにしましょう。

6-2. プーアル茶を飲む量

プーアル茶は1日リットルを目安に飲みましょう。

プーアル茶には、コーヒーの3分の1程度ではありますがカフェインが含まれています。

【コーヒーとプーアル茶のカフェイン含有量（単位：mg）】

  1杯（200ml） 2杯（400ml） 3杯（600ml） 4杯（800ml） 5杯（1000ml）
コーヒー 120 240 360 480 600
プーアル茶 40 80 120 160 200

内閣府法人・食品安全委員会が公表している食品安全委員会ファクトシート・食品中のカフェインでは、体への悪影響がないカフェインの最大摂取量として、健康な成人の場合は1日400ミリグラムと定められています。

このため、プーアル茶の場合は2リットルまでは摂取しても問題はないといえるのですが、日頃から摂っている食品や飲料の中にもカフェインが含まれている場合があることも忘れてはなりません。プーアル茶を1日2リットル飲んでしまうと、気付かぬうちに他の食品や飲料から摂取したカフェインも加わって過剰摂取となる恐れが生じるのです。

プーアル茶1リットルに含まれるカフェインは悪影響のない最大摂取量の半分ではありますが、過剰摂取を防ぐためにも1日1リットルを目安に飲むようにしましょう。一気に1リットル飲むのではなく、

・運動前にコップ1杯（約200ミリリットル）

・1日3回の食事ごとに1杯ずつ

といったように、小分けにすると飲みやすいです。

カフェインの過剰摂取が心配な場合は、低カフェインタイプのプーアル茶を飲むことをおすすめします。

購入したプーアル茶に摂取目安量の記載があれば、その目安に従って飲むようにしてください。

7. プーアル茶を飲んでダイエットをするときの注意点3つ

最後に、プーアル茶を飲んでダイエットをするときの注意点を説明します。

1. プーアル茶だけに頼らない

2. 2リットル以上の過剰な摂取をしない

3. 妊婦さんは1日1リットル以内に抑える

上記は、健康的なダイエットを実現するために気を付けたいことです。順に見ていきましょう。

7-1. プーアル茶だけに頼らない

プーアル茶だけにダイエット効果を期待しないようにしましょう。

これまで説明してきた通り、プーアル茶は脂肪にアプローチする有効成分が3つ含まれているためダイエット効果があるのは確かです。

しかし、そのダイエット効果はプーアル茶の摂取以外のダイエット、つまり運動や食生活の見直しといった対策をして初めて得られるものであることを忘れてはなりません。プーアル茶はダイエットをサポートする飲料として取り入れる姿勢が非常に重要です。

「4-1. 運動と食事改善と併せて効果的に脂肪を落としたい」でも説明した通り、以下のような脂肪にアプローチする対策も一緒に行ってダイエットをしていくのがおすすめです。

脂肪にアプローチする対策 具体的な対策
有酸素運動（※）を取り入れる
※酸素を取り入れてエネルギー源の脂肪を　燃やす運動		 週2～3回ウォーキングやジョギング、サイクリングといった有酸素運動をする
たんぱく質（※）を積極的に摂る
※基礎代謝を上げて脂肪燃焼をサポート　する三大栄養素の1つ		 成人男性は60g、成人女性は50gの肉類や魚介類、卵類といったたんぱく質を1日に摂取する
参考：日本人の食事摂取基準（2020年版）｜厚生労働省

もちろん、上記の対策だけ取り入れれば良いわけではありません。日常生活において

・運動不足を感じている

→　階段を使う／自転車で通勤する　など

・ご飯やパンといった炭水化物を多く摂取している

→　摂取量を減らす／玄米など糖質の少ない炭水化物に変える　など

・甘いものばかり食べている

→　摂取を控える／脂肪になりにくいおやつを食べる　など

といったように、減量につながる対策も行うようにしましょう。

7-2. 2リットル以上の過剰な摂取をしない

プーアル茶を2リットル以上飲むことは控えましょう。

「6-2. プーアル茶を飲む量」でも説明した通り、プーアル茶にはカフェインが含まれています。2リットルまでであれば健康に悪影響はないとされていますが、他の食品や飲料からカフェインを摂取している場合もあるため、2リットル以上プーアル茶を飲むと過剰摂取になってしまいます。

内閣府法人・食品安全委員会が公表している食品安全委員会ファクトシート・食品中のカフェインでは、カフェインを過剰摂取すると

・めまい

・心拍数の増加

・興奮

・不安

・震え

・不眠症

・下痢

・吐き気

といった症状を引き起こす恐れがあると公表しています。プーアル茶のダイエット効果を引き出したいからといって、2リットル以上の過剰な摂取はしないようにしましょう。

7-3. 妊婦さんは1日1リットル以内に抑える

ダイエットをしたい人の中には、妊婦さんもいるかもしれません。妊娠中の過度な体重増加によって、減量しなければならない人もいるでしょう。

そんな妊婦さんがプーアル茶を取り入れたダイエットをしたい場合は、1日1リットル以内に抑えるのが良いです。

内閣府法人・食品安全委員会が公表している食品安全委員会ファクトシート・食品中のカフェインによると、WHO（世界保健機関）が定めている妊婦さんの場合のカフェイン摂取許容量は1日180～240ミリグラムのようです。このカフェイン量は、プーアル茶1リットルに相当します。

ただ、これまで説明してきたように、他の食事や飲料からカフェインを摂取している場合もあるため、最大の1リットル飲んでしまうと妊婦さんにとっては過剰摂取となる恐れがあることは注意しなければなりません。妊婦さんがカフェインを過度に摂ってしまうと、胎児の発育に悪影響を及ぼす（低体重で生まれてしまうなど）恐れがあります。

妊婦さんは、プーアル茶を飲むのであれば1日1リットル以内にしましょう。もし、カフェインの過剰摂取が心配であれば、低カフェインタイプのプーアル茶を飲むのがおすすめです。

プーアル茶を飲むときに他に注意したいことや副作用についてはこちらの記事をチェック！
「プーアル茶で注意すべきことは？熟茶と生茶の違いから注意点まで解説」
「プーアル茶には副作用があるの？体調不良になる3つの原因と対処法」

8. プーアル茶でダイエットをしたいなら「茶流痩々（さりゅうそうそう）」がおすすめ

ここまでお読みになってプーアル茶の選び方と飲み方、注意点は理解できたものの、選び方に関してはプーアル茶の数が多いために「結局どれを買ったら良いか分からない…」と迷われる人もいるかもしれません。せっかく飲むのであれば、高いダイエット効果を期待できるプーアル茶を選びたいですよね。

荒畑園がご提供している「茶流痩々」は、

◎脂肪にアプローチする「テアデノール」と「重合ポリフェノール」、「没食子酸」を配合

◎「重合ポリフェノール」と「没食子酸」の含有量は輸入プーアル茶の約1.7倍

◎徹底した品質・衛生管理が行われる自社専用のクリーンルーム（無菌室）にて製造

◎静岡県産の上質なやぶきた茶が原料

◎一煎目から飲めるクセのない、まろやかな味わい

◎継続して飲みやすいティーパックタイプ

◎名誉ある静岡県知事賞・最優秀賞、農林水産省総合食品局長賞・準グランプリ、

　美食女子グランプリを受賞

◎お客様万読度95.8％、累計販売数392万袋を突破（2021年1月末時点）

といったように、安心してダイエットの補助食品としてお飲みいただける特徴を持つ国産のプーアル茶です。お客様の10人中9人の方から「続けられる」とご好評をいただいております。

現在、1商品（ティーパック5g×30個入り（30リットル分））が通常価格4,860円（税込）のところ、初回限定で1,058円（税込）、送料無料でご提供しております。

ダイエットに取り入れるプーアル茶選びにお悩みの方は、ご興味があればぜひ一度茶流痩々をお試しください。

荒畑園の「茶流痩々」について詳しくはこちら

まとめ

プーアル茶はダイエットに効果があるのは、次のような脂肪にアプローチする成分が含まれているからです。

プーアル茶を飲むダイエットが特に向いているのは、次のような人です。

プーアル茶でダイエットをするときの商品選びのポイントは、次の3つです。

1. ダイエットのサポートに特化しているか

2. 無理なく飲み続けられそうか

3. 品質管理が行き届いているか

プーアル茶で健康的なダイエットをするためには、

・プーアル茶を飲むタイミング

1. 運動するときは「運動の前」

2. 運動しないときは「食事中」

3. 食事中に摂取できなかったら「食後2～3時間以内」

・プーアル茶を飲む量は1日1リットルが目安

を踏まえ、さらに次の3つも注意して行うことが大切です。

1. プーアル茶だけに頼らない

2. 2リットル以上の過剰な摂取をしない

3. 妊婦さんは1日1リットル以内に抑える

プーアル茶を上手に取り入れて、ダイエットを成功させてくださいね！

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